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THE MERLE TRAVIS Singles Collection 1946-56

マール・トラヴィスSingles Collection 1946-56

先日発売されたMerle Travis(マール・トラビス)の「Singles Collection 1946-56」を購入。

カントリーギターの大御所でギャロッピングの元祖。

吉川さんも最近のファンクラブ会報(Vol.182/2020/03)にてカントリー&ウエスタンに興味を持っている旨が記載されていました。

新曲の焚き火も、都会という荒野をさまようカウボーイのイメージだそうで。

そう言えば彼は「SACRIFICE」でチェット・アトキンスモデルも使用していますね。

で今回の作品のジャケットでマール・トラヴィスが手にしているギターにご注目!

所謂ソリッド・エレキの原点とも言われるビグスビーのマール・トラビス・モデル!

この意匠どこかで見たことがありませんか?

ええ、そうです。

ESPの吉川晃司シグネチャーモデル「K2-350」の元ネタですね。

なんというシンクロニシティー!Purple Pain!

デザインはもともとゴリさんが古いギター図鑑から探したものをモチーフとしたとのことでした。

当たり前ですが素材や色が違うので二つは随分と異なる印象です。

CDはこれから聴き込んでトラビス奏法の初期のエレキギターサウンドを堪能しまっせー。

カントリー好きにはオススメのアルバムだと思います。

Oh Yeah!!

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Single 雑記

恋のパーム・スプリングス/トロイ・ドナヒュー

をとめないで

ではなく

をしようぜ!!

ではなく

のジェリーフィッシュではなく

(しつこいですね)

「恋のパーム・スプリングス」というトロイ・ドナヒューのシングル盤です。

恋のパーム・ストリングス02

このカラッとした景色。

ロサンゼルス郊外のリゾート地であるパーム・スプリングス。

スラリとした長身で筋肉質。LAのイメージでジャケットを着てスタイリッシュに歌う感じ。

当時のプロデューサーの木﨑さんによると水球をやっていた吉川さんに、リック・スプリングフィールドやこの「Live Young(放題:恋のパーム・ストリングス)」にも着想を得て作ったのが「モニカ」だったそう*1

トロイ・ドナヒューは1950年代後半から60年代前半にかけて活躍した映画スターで、自身が主演した映画「すかんぴんウォーク」ではなく、「パームスプリングスの週末」の主題歌がこの『恋のパーム・スプリングス』です。

映画「ゴッドファーザー PART II」でもタリア・シャイアの夫役として出演してました。エイドリアーン!

どことなくボウイにも似ていませんかね。

金髪の横顔で『Low』のジャケットを思い出しただけ。

 ちなみに「モニカ」を含む吉川さんの1stアルバム「パラシュートが落ちた夏」ですが

“コンセプトは、佐野元春とリック・スプリングフィールド。スピード感と甘酸っぱいポップな色が合体された、現代版青春アルバムといえた”

*2

とのこと。

確かにあの疾走感のあるサウンドは佐野さんの「アンジェリーナ」に通じるものがありますな。

 また、リック・スプリングフィールドのあのカラッとしたバンドサウンド、しなやかでがっしりした体格、ギターを持って歌い足を上げるステージングなどデビュー当時の吉川さんと重なって見えます。

 そういえば、1stアルバムを引っさげての「FLYING PARACHUTE TOUR ’84」(1984)敢行時には、デビューしたてで持ち曲数が限られていたため、ライブのメニューにカバー曲も含まれていました。佐野さんや大澤選手の曲の他にリック・スプリングフィールドの「Kristina」「Love Is Alright Tonight 」 など。

RICK SPRINGFIELD – Kristina

以上、「恋のパーム・ストリングス」から話を膨らませてみました。

途中からリック・スプリングフィールド中心になっちゃいましたが、彼についてはまたどこかで詳しく取り上げます。

Thanks.

*1梶田昌史 (著), 田渕浩久 (著)(2017)『作編曲家 大村雅朗の軌跡 1951-1997/』 DU BOOKS

*2吉川晃司(1988)『ZERO』CBS・ソニー出版

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雑記

7月22日。あれから11年

今夜はアベフトシ氏を思ってSATANIC BOOM BOOM HEADを弾く。

アベフトシ

全然弾けなくなっていた。

あの頃THEE MICHELLE GUN ELEPHANTにも夢中でした。

アベさん生涯最後のステージとなった吉川さんのライブを思い出します。

お二人の共演がとても嬉しかった。

TMGEといえば、上野さんが新譜のプロモーションで地元ラジオ局に来た時に雨の中を放送ブースに張り付いて見学した思い出があります。

吉川さんもTMGEも両方好きでしたが、その後上野さんと吉川さんが共演するようになるなんて!

生きててよかった。

Thanks.

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Album

The Shatterer 海外版サウンドトラックCD

The Shattererサントラジャケット

Tot Taylorによる「The Shatterer」海外版のサウンドトラックCD。随分と後に発売された盤のようです。

BGMとして聴いています。

吉川さん作曲の「Endless Sunset (let it be forever)」は未収録。

その他の音源や曲順も日本版とは異なります。

The Shattererインナー

https://www.youtube.com/watch?v=hnWnvrj9YF0

怪作「シャタラー」についてはまたどこかで改めて書こうと思います。

Thanks!