「菊地英昭 表裏一体 LET THE MUSIC DO THE TALKING II」
ROCK JET/編
シンコーミュージック・エンタテイメント/発行
2013年2月19日 初版発行
あのエマちゃんの単行本。
音楽雑誌「ROCK JET」の2001年冬号から2012年冬号までの連載45回分連載から抜粋し構成されたもの。
裏表紙のエマちゃん。
彼は変わらずスリムですなあ。
KILLER MAYの頃なんてもっと細身でしたね。
吉川さんの話は、出会いからステージの話まで結構な頻度で登場します。
この本を読んで思うのは、二人とも本当にギターキッズなんだなあということ。
吉川さんの話で特に印象に残っているのが、吉川さんが滅茶苦茶価値のあるオールドのレスポールを迷彩柄にしちゃってみんなに責められてしょんぼりしちゃったという話。笑った。しかし、ギターは弾いてなんぼだからとエマちゃんも言っています。
ところで、吉川さんが迷彩柄に改造しちゃったレスポールですが、元は何色なんでしょ??
というのも本書p68では”ハムバッカーの58年のレモンドロップ色の〜”と記載があり、p84では”もともとPAFの付いていたサンバーストのレスポール〜”とあります。
が、翔やんも58年製とtweetしているのでレモンドロップの方でしょうか。
ファンクラブの会報に詳細が載ってたりしたかもしれませんので時間がある時に調べてみます。
そう言えば会報Vol.174(2018/3)やVol.178(2019/3)では二人でギターを買いに行った話が掲載されていました。
エマちゃんの『彼自身は、ライブとかでは「出演者同士の戦いもあるぜ!』みたいなタイプだからという話や、ステージの話、主にどんなギターを使っているかなど好きな話が多いです。
ボーカルである吉川さん視点ではなく、バンドのギタリストからの視点の話が全編とても興味深いものでした。
ギターの話が好きな人にオススメの一冊です。
Oh Yeah!!